ソト マンリケ
サッカー元スペイン代表ダビド・シルバとJリーガーシシーニョがてがけるワイナリー
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ワイナリー・ソトマンリケはスペインのカスティーリャ・イ・レオン州のセブレロスにあります。カスティーリャ・イ・レオン州は多くのワインを輩出する地域ですが、一般的にはリべラ・デル・デュエロ、トロ等の高級産地が有名です。
セブレロスはまだあまり知名度のない片田舎ですが、今世界のワインジャーナリスト達の注目の新しい産地である「グレドス山脈」を有する、知る人ぞ知る地域でもあります。
グレドス山脈はスペインの土着品種「ガルナッチャ(グルナッシュ)」で今話題の地域です。
グレドス山脈はイベリア半島の中央を横切る標高2000m級にもなる大きな山脈で、その東部にあるエリアでは、ガルナッチャが昔から栽培されていた地域になり、その時からの高い樹齢の樹も多く残っている魅力的な産地です。
このグレドス山脈周辺は地中海性気候の影響を受けた大陸性気候ですが、降雨量が600〜800㎜とブドウにとって最適な量で、湿度と標高の高さから、美しい酸のあるブドウができ、そのブドウから美しい酸のあるワインが生み出されます。
サッカー元スペイン代表ダビド・シルバ選手とJリーガーのシシーニョ選手のワイナリー
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ダビド・シルバ選手 | シシーニョ選手 |
ダビドとシシーニョはバレンシア・U-17代表時代の同僚として親交が深く、スペインU-17代表として共に参加した2003年のFIFA U-17選手権では、一緒にスペインを準優勝に導きました。
そんな2人がある日、もともとシシーニョがソトマンリケを所有していたチュチさんと友人だった事もあり、ワイン好きのダビドと一緒にソトマンリケのワインを飲んだところ、すっかりそのワインの虜になり、チュチさんと話をしてワイリーのオーナーとして、2人も参加する事になりました。
ソトマンリケのブドウ畑は標高650〜1,100mの山の上にあり、街を一望出来る圧巻の眺め。南向きで日当たりも良く、風通しも抜群です!乾燥していて病害も少ない為、ビオロジック農法に適していて、畑は化学肥料を使わず、自然に優しいブドウ造りを行なっています。
畑には主に白ブドウのアルビーリョ・レアルと黒ブドウのガルナッチャが植えられており、花崗岩質の土壌やスレート(粘板岩)土壌など様々な種類の土壌があります。
ソトマンリケは2016年からスタートの新しいワイナリーですが、ソトマンリケが買い取った小さなブドウ畑のほとんどは非常に歴史が古く、樹齢の高い樹々が植えられています。セブレロス山脈のふもとにある丘陵地帯では、地元のブドウ栽培家が伝統と土地を愛し、経済的損失を厭わず、ブドウ畑を長く守ってきました。
ソトマンリケはそのように大事にされてきたブドウ畑に対し有機栽培を行い、土壌を回復することで引き続き長く守ろうと考えています。
ソトマンリケは土壌を回復させる上で、セブレロス内の各ブドウ畑を徹底的に分析しました。目的はそれぞれのブドウの樹から学び、様々な種類の土壌がブドウに与える影響を理解する事でした。それにより、ソトマンリケのブドウ畑が持つ異なる独特の特性を活かす事が出来たのです。
ソトマンリケの哲学は、野生の酵母による自然発酵などワインを醸造する上で人為的介入を最小限に抑える事によって、セブレロスの環境や土壌を最大限にワインに表現する事です。
醸造所には様々な種類のタンクがずらりと並んでいます。ブドウの個性を活かすために使い分けを試みているそうです。主にコンクリートタンクで自然発酵をしていますが、一部のワインにはステンレスタンクも使用しています。
自然派のワイン造りが盛んな産地でよく見られるアンフォラ(素焼きの瓶)もあります。