HIRUZTA-イルスタ
オンダラビ・スリ発祥の地“オンダリビア”唯一のチャコリ
イルスタのチャコリはこちらをクリック
2007年に設立されたオンダリビアの街唯一のチャコリワイナリーです。
スペインとフランスの国境のこの街ではかつて12世紀ごろからワイン・チャコリ造りを行っていたいたという文献がのこっています。
しかし17世紀ごろにはワイン造りは途絶え、ブドウの木も全滅してしまいます。
チャコリ造りに欠かせない代表的なブドウ品種“オンダラビ・スリ”はこのオンダリビアの町が
発祥と言われています。
HIRUZTAの名前の由来は
HIRUはバスク語で数字の“3”
UZTAはバスク語でビンテージを意味し
父親と2人の息子を中心にオンダリビアでのチャコリ造りの復活を試みました。
今ではサンセバスチャン、オンダリビアにゆかりのある料理人や著名人がチャコリ造りに尽力し
ブドウ畑の各区画にはその名を冠したプレートが掲げられています。
サンセバスチャンの料理学校校長ルイス・イリサールの区画 |
採石場を切り開いて設立したワイナリー |
畑の説明をしてくれる輸出マネージャーのイケル |
イルスタでは全生産量の
85%を1~2年の間で楽しむ若飲み用のチャコリ(チャコリイルスタ)。
残り15%を特別な区画の畑(一番よい日照量の畑)、
特別な造りのチャコリ(ベレシア、ロゼ、スパークリングなど)にあてられています。
余談ですがイルスタのチャコリの味わいのモットーは
優しくデリケートなチャコリを目指しているとのことです。
なぜかというとチャコリはかつて男性が楽しむ味わいのワインでした。
しかし時代は変わり現在では女性にも楽しんでもらえる味わいの
チャコリ造りをめざしているとのことです。
ワイナリーイルスタでのテイスティング |